メタ・ノート

iPhone 4と4Sの写真画質の違い

発売日初日にApple Store 心斎橋にてiPhone 4Sを入手してきました。

ソフトバンクモバイルのアクティベーション用サーバのトラブルとかで、180番目位に並んでいた私はもろに影響を受けて散々な目に遭いましたが、何とか入手でき良かったと思います。結果オーライと考えることにします。

で、4と4Sの差で気になっていた写真画質について少し調べてみましたので、メモとして残しておこうと思います。


まず画質の前に写真の解像度について少し触れておきますと、iPhone 4が 1,936px x 2,592px であったのが、iPhone 4Sでは 2,448px x 3,264px と、より高解像度になり、静止画ベースでは顔検出も可能になっているようです。

また、それに伴ってビデオ撮影についても1080p HD(最大30fps、オーディオ入り)となった模様。

静止画ついては、4の5メガピクセルでも十分という声も聞きますが、撮った写真をトリミングして使う場合などは、8メガピクセルの方がディテールを確保できてそれはそれで良いのかなと思ったり。

まあ、常にトリミングする必要があるかと言えばそうではないですが、余力があるというのは良いですよね。

そして本題の画質ですが、個人的な感想としては、4Sになってかなり自然な色味に近づいた印象で、4のときに問題になっていた、蛍光灯の光源下で中央が緑っぽく色被りする現象(俗にいわれていた青カビ現象)については、きれいに解消されていました。

下記が比較画像で、すべて左側がiPhone 4で、右側がiPhone 4Sです(それぞれクリックで少し大きい画像を表示します、解像度を調整したのみで画質は双方何も調整していません)。

どちらも昼光色の蛍光灯下で特別なライティングなしに撮影したものですが、こうしてみると4の方はかなり赤みがかった印象です。この比較では被写体の影響で中央の青カビ現象はあまり目立ちませんが、次の画像では顕著に現れています。
※ iPhone 4を継続して使用される方で青カビ問題でお困りの方は、「青カビ対策:Blue Tint Cleaner」というアプリがありますのでご参考までに、、。下記はその開発者さんのサイトです。

tandemapps

上記の写真は薄いグレーの机の天板を先の写真と同条件で撮影したもので、ちなみに実際の天板の色味は Pantone Warm Gray 位の色味です。

そして次に屋外での例として、同条件下(曇天でした)で花壇の花を撮ってみました。

こちらについては、4の方が明度が高い部分で白飛びしているのに比べて、4Sでは自然できれいなグラデーションを保っています。

内部構造的には、CPUがA4からA5へとかBluetoothのバージョンが、とかありますが、私自身は今回のアップデートの中で、このカメラ構造の変化がいちばん嬉しいかなといったところです。

それにしても Siri の発音認識については、かなーり厳しいですね。

使いこなせるととてつもなく便利そうですが、発音という高い壁に阻まれて未来はまだ遠そうです (^^;;

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