メタ・ノート

Fire TV Stick ファーストインプレッション

Amazon Fire TV Stickのイラスト

めずらしくお仕事以外(いやそうでもないか)の内容でポスト。

先日予約の受付が開始されたApple TV、早々に予約した方にはこの週末にも届くようなスケジュール感ですが、それを狙ってかそうでないのか、アマゾンからも同カテゴリの製品であるFire TV StickAmazon Fire TVが既に出荷され、研究/調査目的(という建前?)で注文していたFire TV Stickの方が、私のところへも到着しました。

どちらもTVという名称を含んではいるものの、従来のテレビとはまったくもって別モノ。

テレビというハコを今どきのコンテンツ配信サービスへ対応させるためのアップデート機器といった感じ。

そう考えると、既にハコを所有していれば、Fire TV Stickだと5,000円弱(2015.10月末現在)で手に入るので、近頃のコンテンツ(映画や音楽、ゲーム、アプリ)配信を体験するには高い買い物ではないように思えます。

 

操作感とインターフェイス

前置きが長くなってしまいましたが、個人的に気になっていたのは操作感とインターフェイス。

2010年に発売された2世代目のApple TVを5年程使っていますが、それと比べてFire TV Stickはどんな風に違っているのか違っていないのか。

まだ映画1本とゲーム1種類しか試していないので、それ程深いところまでは確認できていませんが、どちらも大きくはホーム画面を起点に、用意されたメニュー(映画や音楽、ゲーム、アプリ、設定など)を選んでどんどん深い階層へ辿る形式で、コンテンツを終了するには、戻るボタンもしくはホームボタンで即時終了。

リモコン操作については、Fire TV Stickの方が十字キーと6つのボタンに対して、Apple TV(第2世代)は十字キーと2つのボタンで、後者の方がシンプル操作で迷いなく扱える印象。

ただ、間もなく出荷される第4世代のApple TVは、Touchサーフェスと6つのボタンに変更されているので、こちらとの違いも興味のあるところです。

あと、Fire TV(Stickではない上位モデル)と第4世代のApple TVには音声コントローラも搭載されているので、さらに使い勝手は大きく変わりそうですね。

画面遷移の操作でいうと、ホーム画面から深い階層へ辿った際に一気にホーム画面へ戻るのは、Fire TV Stickの方が専用のボタンが用意されているので分かり易い感じ。

Apple TVの場合はというと、MENUボタンを3秒間押したままにすることで同じことができるので、覚えてしまえば操作感自体にはそれ程大きな差はないかも。

Fire TV Stickで映画を見た印象

Apple TVでの視聴体験と比べてもとくに違った印象はなく、画面を行ったり来たりする際にも、適切なアニメーションで自分の居場所(階層)に迷うことはない印象でした。

リコメンドが(恐いくらい)お得意なアマゾンさんなので、使い込んでいった時のリコメンド具合は楽しみなところです。

ゲームを試してみた印象

クロッシーロードというiOSAndroid用に既にリリースされているアプリを試してみましたが、Fire TV Stickでは操作に対する遅延が大きく、試したゲームの性質的にもまずかったのかも知れませんが、ちょっと使いモノにならない印象でした。

この辺りは上位機種のFire TVなら問題ないのかもですがちょっとわかりません。

とりあえずはこのような印象でしたが、個人的に本命な新型のApple TVが週末にかけて届く予定なので、tvOS用のお仕事依頼がいつあっても大丈夫なように、じっくりと体験してみたいと思っています。