撮影日や撮影場所で簡単に写真を閲覧できるiOS用アプリ「Pictream」
標準の写真アプリよりも使いやすいかも。
開発に携わった関係で贔屓目かも知れませんが、個人的に感じた第一印象です。
そんな写真ブラウザアプリ「Pictream」がリリースされました。
▼ iTunes App Store:
Pictream を App Store で
最近は業務向けアプリの開発に携わることが多くなりましたが、こちらは「そら案内」や「Picport」、「月読君」、「SmartTub」などでお馴染みの株式会社そらかぜさんからの新しいアプリで、お声がけ頂いて、アプリアイコンやアプリ内インターフェイスで使用されているアイコン群、そしてPictream公式ウェブサイトのデザインを担当させて頂きました。
■ 標準の写真アプリとPictreamの違い
iPhoneには購入した状態で写真アプリがインストール済みですが、カレンダーを見るように写真を探したり、撮影地別に写真を見るといった使い方などで、必ずしも直感的で使いやすいとは言えません。
Pictreamは、そんなところに注目して、直感的に写真を閲覧したり探したりすることができる写真ブラウズ用のアプリです。
どんな風に違うのかと言うと、例えば、次の写真はアプリ内のインターフェイス(タブバー)の違いで、上が標準の写真アプリ、下がPictreamです。
昨年の夏休みの写真を探そう、とか、京都に旅行に行った時の写真を見てみようと思った場合、パッと見て判りやすいのはどちらでしょう?
もちろん、標準の写真アプリが操作感や機能的に劣っているというお話しではありませんが、日常的な使い方として、日付ごとや撮影地ごと、または、整理されたアルバムごとに写真を見たり探したりすることが多い場合は、この「Pictream」の方が使い易いのではないかと思います。
■ 写真をカレンダーで辿る
カレンダーで写真を探す場合はこんな感じ。
画面の階層が、年ごとのリスト <-> 月ごとのリスト <-> 日ごとのリスト <-> その日のリスト <-> 写真のプレビュー画面になっていて、それぞれのリスト表示では左右にスワイプすることで前後に行き来することが可能です。
■ 写真を地図で辿る
そして地図はこんな感じです。
iPadにも対応しています。
■ アルバム別に写真を見る/探す
カレンダー、地図と続いて、その次にアルバムとスマートアルバムというのがありますが、この違いは下記のようになっています。
- アルバム:他のアプリ(例えば、instagramや写真加工アプリなど)や自分で意図的に作成した写真アルバム
- スマートアルバム:写真アプリによって自動生成された写真アルバム(例えば、セルフィーやバースト、お気に入り、そしてカメラロールなど)
写真アプリで自動生成されるアルバムは結構たくさん種類があるので、上記のように区別されていることで、意図的に作成したアルバムを探しやすくなりますね。
■ スライドショーで写真を見せる
あと、このアプリで個人的におすすめの機能がもうひとつ。
スライドショー機能です。
スライドショーで閲覧したいアルバム内の写真を選択してプレビューすると、左上に鍵付きの再生ボタンと通常の再生ボタンが並んでいます。
鍵付きの再生ボタンは、キオスクモードといって、スライドショー再生中にいたずらされたり不用意な操作で動作が終了しないようにパスワードもしくはTouch IDでロックをかけることができる再生モードで、通常の再生ボタンは、その機能を省いた普通のスライドショー再生モードです。
キオスクモードは、作家さんなどが個展で作品展示する際に、ギャラリーで作品写真をスライドショーで流しておいたり、展示会で自社商品のPRに使ったり、カフェ等の店先でメニューの写真を見せたりといったシーンで重宝しそうです。
キオスクモード、通常のスライドショー共に、再生のタイミングや写真が切り替わるタイミング/効果の設定オプションもありますので、好みに応じて設定してみて下さい。
その他の機能については、公式ウェブサイトや株式会社そらかぜさんのサイト等も参考にしてみて下さい。
▼ Pictream公式ウェブサイト
Pictream – a photo browser app for iOS (iPhone and iPad)
▼ 株式会社そらかぜさんのプレスリリース
撮影日や撮影場所を元に簡単に写真を閲覧できるiOS用写真ブラウザ「Pictream」公開のお知らせ – 株式会社そらかぜ
本日(4月20日)リリースされたばかりですが、23日(日曜日)までは半額セールだということですので、この機会に是非入手して使ってみて下さい。
▼ iTunes App Store:
Pictream を App Store で