アメミルがiOS 18 / watchOS 11に対応
iOS 18とwatchOS 11に対応した、アメミルのアップデート版がリリースされています。
まずはiOS 18対応からリストアップすると、
- ダークモードとティンテッドモードそれぞれに対応したアプリアイコンを追加
- アメミルLive(ライブアクティビティ)、雨マップ、ARモード、サテライトアイが、コントロールウィジェットから利用できるようになりました
- ショートカットでARモードとサテライトアイをハンドリングできるようになりました
ダークモードとティンテッドモードでのアプリアイコンは、従来からのライトモードで慣れ親しんで頂いているアイコンの特徴を損なわせることなく、ダークモードの全体的に暗い色調や、ティンテッドモードでのモノトーンで違和感のないように、Appleが公式に公開している資料(ヒューマン インターフェイス ガイドライン)を参照しながら慎重にデザインしました。
コントロールウィジェットは、これまでApple公式アプリのみが利用できる領域でしたが、iOS 18からサードパーティ製アプリへも開放されました。
アメミルでは、アメミルLive(ライブアクティビティ)の起動と停止をワンタップで切り替えられたり、雨マップ、ARモード、サテライトアイへ直接アクセスできるようになったため、ホーム画面でアプリアイコンを探すことなく、どの画面からでも、画面右上端から下へエッジスワイプしてコントロールセンターを表示、登録したウィジェットをワンタップで利用できます。
ショートカットでは、オートメーションを使って毎朝決まった時間に周辺の雨の状況を確認したり、今後の雨を教えてもらうことができます。
そして、これまでよりも操作できる範囲が増えたので、ショートカットを駆使して、次のように機能一覧をメニュー表示させて各機能に直接アクセスすることなどもできます。
ひとつ目の画像は、機能メニューと名づけたショートカットをホーム画面に追加して起動したようすで、次の画像は、「今後の雨を確認」をタップした場合の結果です。
ショートカットで機能一覧
周辺の雨を確認
ショートカットアプリでの編集
また、App Storeでは、iOS 18リリースのストーリー内で、注目の新機能を紹介していますが、「ホーム画面をカスタマイズ」と「コントロールを思いのままに」、「手首でもっといろいろなことを」の3つのトピックでアメミルを紹介しています。
次にwatchOS 11、
- アメミルLive(ライブアクティビティ)をwatchOSでの表示に最適化しました
- Apple Watch Series 9以降で採用された、指のダブルタップジェスチャーに対応、そのアクションでマップを拡大できるようになりました
Apple Watchでは、近年画面が大型化している傾向があるとは言え、iPhoneと比較すると表示領域の差は大きいです。
iPhoneで利用できるアメミルLiveの利便性を損なうことのないように、Apple WatchでのアメミルLiveはデザインを再構成しました。
制作の裏話になりますが、Apple公式のデザインリソースには、まだFigmaで利用できるwatchOS用のライブラリやテンプレートがないため、Sketch用のものをコンバートしたり自作したりしてプロジェクトを完成させました。今後のためにも、この辺りはApple公式さんに期待したいところです。
指でのダブルタップジェスチャーは、機種依存はありますが、あるとなかなか便利な機能ですので、対応機種をお使いの方はぜひお試しください。
入手先
アメミル - ゲリラ豪雨を高精度に予測する雨雲レーダー(iOS版)
- 価格:無料(App内課金有り)
- 対応OS:iOS 16.1以降、iPadOS 16.1以降、watchOS 10.0以降、visionOS 1.0以降
- 入手先:https://apps.apple.com/jp/app/id640441905
- サポートサイト:アメミル | SBS気象情報