| 2006/01/27
電子インクの技術を利用した動くPOP広告
株式会社 寺岡精工という会社から、米国 E Ink社の電子ペーパーを使った広告素材「アニメーション・POP」が発表されて、販売も開始されているようです。
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この電子ペーパーには、米国 E Ink社の電子インクの技術が採用され、可読性優れ、薄型・軽量という特性をもっており、さらに、電源を切っても表示を維持できる低消費電力なため、単三電池2本で約6ヶ月間、動くPOPの表示が可能とのこと。
電子ペーパーの仕様的には、現段階では白黒表示のみため、カラー表示には広告商品の写真などを透明なフィルムに印刷したシートを最上面に貼る、オーバーレイと呼ばれる手法を取り入れているようです。
上記のように、一部表示方法には制限があるものの、その特性をうまく利用すれば効果的なツールを作成することができるでしょうし、新しい広告素材ということで注目を得られるのではないでしょうか。
駅貼りのポスターや街頭広告が動き出す日は、もうすぐそこまで来ているようです。
賑やかになりそうですね。
・株式会社 寺岡精工:アニメーション・POP – 電子ペーパーを使った動くPOPディスプレイ
・表示サンプル:アニメーション・POP – Gallery