| 2018/09/20
気象の変化に対するぜん息の状況を把握するのに役立つアプリ「ぜんそくリスク予報」リリース
ぜん息の症状をおもちの方(主に10歳未満の患者を対象)へ、予測される気象状況から、各地の1日ごとのぜん息発症のリスクを予測/表示するアプリ「ぜんそくリスク予報」がリリースされました。
アプリはiOS版、Android版共に同時リリースで、弊社では本アプリの画面全般のデザインをお手伝いさせて頂いています。
本アプリは、一般財団法人 日本気象協会様と、株式会社JMDC様の共同開発で、「気象ビッグデータ」と「医療ビッグデータ」を活用した統計解析の結果から、健康的な日常生活の過ごし方を提案する新しいサービス「Health Weather(R)」(ヘルスウェザー)のサービス第1弾としてリリースされたものです。
開発に至る経緯などは、各社様のプレスリリースに詳しいです。
- 日本気象協会とJMDC スマートフォン向けアプリ「ぜんそくリスク予報」を提供開始 ~「Health Weather(R)」サービス 第1弾~ | ニュースリリース・日本気象協会からのお知らせ | 日本気象協会
- 株式会社JMDC
(ニュースタブの「ぜんそくリスク予報」スマートフォン用アプリケーションを無料で提供開始というタイトルがPDFファイルへのリンクになっています。
主な機能としては、各画面でざっくりと下記のような操作が可能です。
メイン画面
- 市区町村単位の今日と明日の気温変化のポイントをグラフとコメントでお知らせ
- 10日先までの気温変化に対するぜん息発症のリスクを5ランクの指数情報でわかりやすく表示
- 記録画面の呼び出し
- お知らせの確認
記録画面
- 体調や元気チェック、通院、服薬、メモをアプリ側とのチャット形式で記録
- 記録には、天気や気温、湿度(最寄りのアメダスや気象官署の情報)が自動的に登録されます
- 自分の体調を言葉で表現できないお子さまのために、音声による元気のチェック機能を搭載
カレンダー(履歴)画面
- カレンダー形式でユーザー(複数も可)の日々の記録を閲覧
- 記録詳細画面では、記録した全ての詳細の閲覧と記録の編集/削除が可能
なお、登録できるユーザーとしては、自分以外にお子さまなど家族を登録して管理することもできます。
ぜん息発症のリスクを予測してお知らせ(注意喚起)するということが主目的のアプリですが、比較的面倒だと思われる日々の記録の操作にチャット形式を採用しているのもユニークなところです。
チャット形式ということで、その会話の相手をしてくれるのは動物のテンをモデルにしたかわいらしいキャラクター「ソナエテン」。
このキャラクターは弊社での制作ではありませんが、画面デザインに組み込んでいる時にもハンドリングするのが愛らしかったです。チャットでのお相手以外にも、上の画面にもある通り、メイン画面でお知らせの紹介も担当しています。
無料アプリですので、症状改善の一助として是非ご利用ください。