メタ・ノート

SmartTub®の商標更新手続き


AppleからiPadが登場したときに、同時にリリースされた専用のSmart Coverがお風呂の蓋みたいというのが話題になって、それならばiPadをお風呂にしちゃおう!っていう流れになって、SmartTubアプリが誕生しました。詳しくはTogatterにもまとめられていますのでこちらを参照ください。
iPad用風呂アプリができるまでをまとめてみた – Togetter

昨年(2022年)には、SmartTub誕生から10周年ということで、こんなアイテムでアプリ内でお祝いも。

iOSアプリSmartTubのリリース10周年記念に制作したコスプレアイテム全貌

通常はお風呂に浮かんだアヒルたちをゆらゆらさせたり、iPadを軽く振ってアヒルの数を増やしたりして眺めるだけのアプリですが、拡張パック(アプリ内課金)をご購入頂くと、年間を通じたさまざまなイベント(例えば、正月や節分、バレンタインデー、ハロウィン、クリスマスなど)に応じて、コスプレアイテムを楽しんで頂くことができます。(この投稿の最後にリンクがあります)

ちょっと話がそれてしまいましたが、SmartTubは、リリースの1年後くらいに商標登録が完了していまして、実はSmartTubSmartTub®️なのです。

そして、商標登録というのは、登録が確定して10年でその効力を失うという仕組みになっていて、効力を継続させるには更新手続きが必要になります。

今年はその更新の年にあたり、10月に更新申請を無事終えました。

通常は、商標登録やその更新には、専門家の方、この場合は弁理士さんにお願いすることになるのですが、調べてみると大変さはあるものの、自分でもできないことはなさそうということが分かり、実は登録も更新申請も私自身がやりました。

とは言え、すべて自力かというと、さすがにそれは無理で、そのようなことを相談できる窓口というか団体があるということを知り、そちらにお世話になりました。

私のように、そういうことができるのならやってみたいという方がいらっしゃるかどうか分かりませんが、何かの参考になればということで、簡単にご紹介しておきます。

どこに相談したの?

商標登録を思い立って最初に調べてアポイントをとったのは、当時中之島で活動されていた大阪発明協さんでした。

商標の仕組み自体もわからない素人の私に、親切丁寧に対応くださり、
相談 → 書類作成 → 書類確認の相談 → 書類修正 → 再度相談 → 登録申請
といったように、何度もやり取りさせて頂くような形でなんとか申請でき、途中に想定外な出来事もありましたが、無事商標登録完了となりました。

想定外の出来事というのは、あまり詳しく書きませんが、SmartTubを申請する前に、他社がそれと似たフレーズの商標を申請していて、類似するために申請を拒絶された経緯がありました。ただ、その時にも相談する中で糸口が見つかり、意見書を提出してその意見に納得して頂きめでたく登録となったのでした。

まだ当時頂いた名刺は残っていますが、担当頂いた方には本当にお世話になりました。あらためてこの場を借りてお礼申し上げます。

あと、商標登録を考えておられる場合、相談の前にはまずこちらで商標の検索をおすすめします。
商標検索|J-PlatPat [JPP]

商標検索サイトの画面

せっかく相談のアポイントをとって足を運んでも、すでに他社(他者)から申請登録済みでは無駄足になりますので。

特許庁には、「商標登録のいろは」というコンテンツもありますので、興味があればこちらも参考にどうぞ。
初めてだったらここを読む~商標出願のいろは~ | 経済産業省 特許庁

特許庁の商標出願のいろはのページ

なんでもそうですが、まずはオフィシャルサイトを確認ですね!

更新手続きは?

商標登録が完了した後に、相談していた窓口の方に聞いた更新についての衝撃的なお話し。

それは、10年後の更新の際には、特許庁の方から更新期限の通知がないため、自分で期限を管理してしかるべき期間内に更新手続きをする必要があるということ。

10年もの期間が空いた後の更新なのに、何の通知もないというは驚きました。

この辺りのことを考えても、こういうことを個人でやるべきではないということなのかも知れませんが、私自身は、更新期限の2年ほど前から、登録証書の日付けを確認してはソワソワしていました。

ですが、さすがにこのままではサービス的にどうなのということでしょうか、2020年度から通知サービスが始まっていたようです。(知りませんでした…)

特許(登録)料支払期限通知サービス

特許(登録)料支払期限通知サービスサイトの画面

これから管理される方は、ぜひご利用頂くのが良いと思います。

そして、肝心の更新手続きですが、今回も申請時にお世話になった大阪発明協会さんを頼りにアポイントをとろうと思い検索したところ、活動拠点と体制が変わったようでした。10年も経てば、それはそういうこともありますね。

ですが、以前お世話になった経緯をお話しして、新たな拠点で相談させて頂き、無事更新申請まで終えました。

今回は更新申請のほかにも、会社を移転したことにより、会社住所の変更手続きも同時に行う必要があったため、以下の2種類の申請を提出しました。
商標権存続期間更新登録申請書
登録名義人の表示変更登録申請書

今回も申請書の書き方や手順について、非常に丁寧に対応頂きました、ありがとうございました。

なお、このような商標に限らず、特許や実用新案などについても、自分でやるやらないに関わらず相談できる窓口として、次のポータルサイトで各地の窓口を見つけることができます。
知財総合支援窓口 知財ポータル (中小企業を無料で支援します)
全国の窓口一覧 | 知財総合支援窓口 知財ポータル (中小企業を無料で支援します)

知財ポータルの全国窓口一覧ページ

ちなみに、今回私が相談させて頂いたのは、大阪府の窓口でした。
以上、商標登録について何か少しでも参考になれば幸いです。

最後に、10年以上の長期間SmartTubがApp Storeでリリースを続けられているのは、日々ご利用頂くユーザーさんと、アプリのメンテナンスを継続頂けている株式会社そらかぜさんのおかげです、いつもありがとうございます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

SmartTubについて、ちょっと興味をもったよという方は、以下からストアにアクセスできますので、この機会にぜひお風呂でアヒルをつついてやってくださいませ。現在、12/25まではアプリ内でクリスマスイベントが楽しめます。皆さんどうぞ良いクリスマスを!

iOSアプリSmartTubのクリスマスイベント用バナー画像

SmartTub(iOS版)